板谷宏美
中学の吹奏楽部でオーボエに出会い、高校卒業までの6年間はブラスバンドに明け暮れる生活を送る。その甲斐あってか、高校3年生時には全日本吹奏楽コンクールにて金賞を受賞。
愛知県立芸術大学卒業、東京芸術大学大学院音楽研究科(修士課程)修了。在学中はバッハカンタータクラブに所属し、小林道夫氏の指導を受ける。東京文化会館新進音楽家デビューコンサート、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、別府アルゲリッチ音楽祭、北九州響ホールフェスティバルなどに出演。また客演首席奏者として、エキストラ奏者として都内オーケストラの多くの公演に出演。
オーボエを和久井仁、小畑善昭、松山敦子、小林裕の各氏に師事。
フランソワ・ルルー、G・シュマルフス氏のマスタークラスを受講。
室内楽を中川良平、菅原眸、村田四郎、四戸世紀の各氏に師事。
ソルフェージュを茂木眞理子氏に師事。
現在、湘南エールアンサンブルオーボエ奏者として、また、フリーオーボエ奏者として活動。2003年〜2020年上野学園大学音楽学部オーケストラ講師として勤務。ドルチェ東京ミュージックアカデミー東京・新宿講師として活動。
2020年1月にはアレクサンダーテクニーク教師資格を取得。ジェレミー・チャンス、キャシー・マデン、グレッグ・ホールダウェイ、サラ・バーカーの各海外教師の他、国内で活躍されているバジル・クリッツァ―、嶋村順子、渡邊愛子、安納献の各氏をはじめ多くの教師から教えを受け続けている。「BodyThinking コーチ」「Thinking Bodyコーチ」資格を2018年に取得。
まだ日本では数少ない演奏家でもありアレクサンダー教師という2つの専門スキルを融合したレッスンや、「自分を知ると演奏が変わる!管楽器奏者のためのカラダコーチング講座」と名付けたワークショップなどを展開。人間のカラダに沿った新しい練習方法、自分のクセの認識、今持っている能力を最大限に引き出す、新しい技術の習得、演奏に有利な姿勢や身体の使い方、カラダを傷めず長く演奏し続けられる自分ケアの方法などを学び続けながら伝えています。
モットーは、伝えるのと同時に演奏者である自分が使えるものであること。「プラクティショナー(実践者)」として自分自身が演奏し続けることでより深い探求を続けていき、それが多くの皆さんに届きますように。
日本ソルフェージュ研究協議会 会員