突然ですが、今演奏にストレスを感じていませんか?
ストレスという言葉の意味付けは人によって全く異なるもの。あなたがストレスと呼んでいるものはどんなことですか?このページを覗いてくれている方は音楽・演奏に興味がある方も多いと思いますが、こんなことを感じることってありませんか?
音楽が好きで演奏しているはずなのに何度やってもうまくいかない自分。みんなに迷惑をかけてしまう、先輩や仲間に注意を受ける・・・いつの間にか演奏する時間が楽しいどころか怖くなる。でももっと上手くなりたい!本当はもっと楽しみたい!
指導者の「歌って」という要求。私はずっと歌って吹いているつもりなのに・・・どうやったら「歌」が演奏で伝わるんだろう?
ここぞという場面で自分を発揮したい!でも練習中も(本番中だって)周りにどう思われているのかが気になってしまいドキドキ。家では(練習では)こんな失敗しないのに・・・
もっとアクセント!と言われて自分なりにやっているつもりだけど何度も同じ注意をされてしまう。やればやるほど力んでしまい、どうしたらいいのかわからない
オーボエ演奏にとってリード選びは最重要課題。どう選ぶ?リードとどう向き合う?は絶対課題。と同時に、いろんなリードに対応できる自分ってどんなんだろう?「なかなか合うリードが無くて」からもっとしなやかに、快適に
音楽のことだけでなくても、ストレスって自分で感じていることはたくさんあるかと思います。
自分だけかな、と思うかもしれませんが、そんな「自分のサイン」を見つけられていることがとっても大事なこと。そこからもう一歩自分と近づいてみることで、そのストレスの原因や解決の糸口が見えてくるかもしれません。そして、そこから自分ではまだ気づいていないことも見つかったりするものです。
アレクサンダーテクニークは今の自分の「あたりまえ」に問いかけるワーク。必要なことをやる=不必要を手放すことがもう一歩なりたい自分に近づくための手段になってくれます。これまであたりまえに過ごしてきた、演奏してきたことに対してもう一度「どうやってる??」と自分に問いかける。いままで生きてきた中で得た、大事にしてきた「自分のやり方・考え方」が今の自分に合っているのかを知ることができる面白いツールであり、気づいていなかった自分の可能性を広げてくれるワークでもあります。
このサイトをご覧になっている方は音楽を、管楽器演奏することについてたくさんの時間を費やしながら もっと上手になりたい カラダへの負担を軽減させたい なんとかしたいことがあるんです ということに興味・向上心のある方も多いのでは。そんなあなたへこそ、今までとは全く違った視点で演奏に取り組める「アレクサンダーテクニーク」をご紹介します。
私自身、中高では吹奏楽部でコンクールを目指し、愛知県立芸術大学・東京藝術大学大学院と専門教育を受けてきましたが、今まで自分が受けた教えには無かった分野のことを学べたのはアレクサンダーテクニークに出会えたから。自分の真っ白だった部分を知り、そこに新しい視点が入り込んでいろんな解決が生まれるレッスンの体験は毎回目から鱗でした。そんな体験をお伝えしたい!これが私の伝えたい「アレクサンダーテクニーク」
「演奏」というパフォーマンスに込められた想いや動きにはいろんなことが絡み合っています。演奏中に自分で認識している自分の裏側には、これまでの自分を支えてくれた情熱・理想・想い・願い・行動・言葉などがいっぱい詰まっています。それらを全部自分の演奏に込めるべく、わたしたちは舞台に立っています。
その「自分全部」の中には、聴衆や空間への反応する自分、心の声、日常生活からやっている無意識な動きのクセ、カラダの構造と動きの不一致、イメージだけで動く自分と動かない自分、心配や不安、思考習慣、変化への対処のバリエーション、など単純に音楽や演奏のことだけではない、自分の根源に関わることも多く含まれているのです。
アレクサンダーテクニークでは主に動きの変化を試みます。ただ、その「動き」は「思考」からくるものなので、結局その人自身と向き合いながら問題解決に取り組んでいくことになります。だから、こうしたらこうなる!というマニュアルは存在しない「あなた」の動きに対して一緒に考えていきます。
脳の命令なしには動けない(反射など違う動きに対しては対処は違いますが)という私たちのしくみと動きのしくみ、構造理解や脳科学、その人自身のなど全部を総動員して、やりたいこと・実現したいことに向き合う自分観察力・やり方・知識・思考を学んでいきます。学ぶ、というのはもちろん体験も含めてです。新しいやり方を体験し、役立ったものをどう自分で再現していくか、も学びます。
うまくいかないことを1人で悶々と練習している時の状態ってうまくいっていない自分のやり方から抜け出せなくなっていることも多いです。自分では新しいことを試しているつもりなのに、いつの間にか自分のパターンの中でやっている。それくらい無意識に動きが身についているのが「習慣」であり「クセ」なのです。だからこそ自分で気がつくことは難しくてあたりまえ。そこをサポートするのがアレクサンダーのレッスンです。
また、演奏という1つのことを通して学んだことが仕事や普段の生活の中でも活かせるという恩恵もあります♪
アレクサンダーテクニークは今より一歩踏み込んだ「自分サポート術」になってくれるツール。原理や原則を知ることで、その時だけではなく変化していく自分に寄り添い続けられる自分を手に入れられる、そんな学びです。