アレクサンダー教師になりました!!

こんにちは、ひろみです。

ブログをご覧いただいている方は私がどんな取り組みをしていたか少しご紹介してきましたが、この度、3年と5か月の間BodyChanceというアレクサンダーの学校でトレーニングを経て2020年の1月に教師養成コースの資格取得要件をすべて満たすことが出来ましたので、これをもって正式にアレクサンダー教師となりました!!(卒業は今年の5月か6月を予定しています)

このブログは、トレーニング期間にしてきた私の演奏の、思考の、カラダの試行錯誤を言語化しよう始めたもので、私のアレクサンダーの歩みそのものです。アレクサンダーってどんなことやってるの??そこから始めた私が教師になりましたので、そんな方へのご紹介にもなれたらいいなと思ってこれからも綴っていこうと思っています。

私は、愛知県立芸術大学を卒業し、東京藝術大学の大学院でも学びました。恵まれた教育環境の中でとても多くのことを学んできましたし、卒業後すぐから演奏のお仕事も、教育のお仕事もさせていただいています。アレクサンダーを知る前もそれなりに自分のやり方は持っていたつもりでしたし、楽しく、時には迷いながらも常にチャレンジしながらやってきたつもりです。

それがそのまま続けられる環境にいたら私はきっとこのワークには出会っていなかったと思うのですが、私にとってそのきっかけをくれたのは、2人の息子の出産でした。

子どもがいれば、当然時間の使い方が変わります。私は比較的サポートを受けられる環境にいるからこうして仕事を続けられているのですが、それでもやはり以前のように自分の好きなように時間を取るということは難しいし、どうしたって家族が優先になってしまうことは多いです。

その中で、なんとか今まで通りのクオリティを保とうとして早朝練習など工夫もしているのですが、自分自身を削っているような生活で現状維持が精一杯だった私。子どもを言い訳に衰えることは何より子どもたちに申し訳ない。以前とは違う環境の中で「もっと」という向上を願っていた時に出会ったのが「アレクサンダーテクニーク」でした。

アレクサンダーテクニークと出会って衝撃的だったのは【知らないことが多すぎた!!】ということ。自分でやっている動作について、考えについて、カラダについてあまりにも感覚的であったため、望んでいることと動作の不一致がとても多く起きていた自分。そりゃコントロールもうまくいかないし、調子も良かったり悪かったりするし、腕や肩や背中も痛くなるよね、と納得。同時に、自分のやっていることへの意味をもう一度見直すためにカラダのついてもお勉強。知らなかった自分が見えてくるような学びの時間はとても新しく、それは今でも続いています。

何よりトレーニングを続けたことで「今の自分の状態に気づく」ということへのスピードと感度が以前とは全然違うレベルで対処できることが多くなり、カラダの痛みやどうしようもない困難からは遠ざかることが出来ているのは本当に嬉しい。自分のコンディションにも敏感になり、その日の自分に合わせた対処を考えることが出来るようになったり、と、年齢を重ねているのに演奏し易くなっているのは確かなのです。

また、生徒さんへも、友人にも、子どもたちへもアレクサンダー的なココロとカラダの使い方がとても役に立つのがとても嬉しかったりもします。自分や自分の仕事に役立つことが、家族にもお友達にも使えたり還元できたりするのは私の大きな財産であり、面白いので探求に飽きることはないでしょう(笑)

これからも演奏者としても、教育者としても学びながら一歩一歩進んでいけたらと思います!!

 

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