弟子入り!

こんにちは、ひろみです。

このブログは、私がアレクサンダーテクニークというなんともわかりやすいような、わかりにくいようなことを学ぶにあたって、その時間に学んだ、感じたアレコレを「言語化」して残していくために始めたものでした。記録のつもりで書いている時はまだ頭の中でぐちゃぐちゃしているんですが、書くということを通して整理されたり、深まったりと私にはよい復習の時間になっているので、面倒でも、忙しくても、なんとか続いてるんだと思います。また、時間が経ってから読み返すと見え方にも変化があり、「そんなこと思ってたんだ!」「なかなかいいこと言ってるな~」「それは違うんじゃ?」などいろんなことを振り返れて面白いものです(笑)

そんな私の歩みですが、アレクサンダー教師(仮)への道がより現実的な段階になってきました。最後のアセスメントを控え、今一番「教えること」と「教わること」と「自分が身につけてきたこと」と「やりたいこと」の統合を欲している自分がいます。

 

【演奏するために使いやすいアレクサンダーテクニークって何だろう?】

 

シェークスピアの朗唱家だったアレクサンダーさんが自分の出なくなってしまった声を取り戻すためにとことん自分の使い方について探求を重ねた経験からわかったことが「アレクサンダーテクニーク」。アレクサンダーは実現したいことにこそ使えるメソッドのはずです。

「朗唱家が声を取り戻すために使ったアレクサンダーテクニーク」と「音楽を演奏する人が使えるアレクサンダーテクニーク」は全く=なのか??

ここは私が学び始めたころから気になっていたことでした。

そんなことをやっと考えられるようになってきたのが今の学びの段階。自分のこれまでの学びはもちろんですが、実際にその生かし方を知り尽くしたキャシー先生(女優・ワシントン大学大学院にて演劇に特化したアレクサンダーテクニークを応用するクラスを担当)や、トミー先生(俳優・ハーバード大学にてアレクサンダーワークを実践し、教授している)の授業を通し、また実際に演奏の中にアレクサンダーテクニークを取り入れ、実践されてきた先生方に今まで習えたことで見えてきたことがたくさんありました。

そこでもう一歩、自分の理解のためにも、それを伝える教師側のアプローチについても統合したい!と思って先月からやり始めたこと、それは

 

バジル・クリッツァーさんに弟子入り!!

今までもプロコースでたくさんお世話になっていました。が、個人的にレッスンについての考え方やレッスンスキルをとても学びたくなってきたので。ちょうどバジルさんが独立して1to1という新しいレッスン形態でも活動され始めたこともありいいタイミングでした。アレクサンダーを演奏者に広めてくれたバジルさん。その求められるレッスンの数からどんどん洗練されていくバジルさんをプロコースで見ていて、一層これは実践のためのワークであることを再認識。

深く、面白く、新しく、悩ましく、時にひっくり返りながら(笑)私は演奏者にどんな伝え方をしたいのか、どんなことが役に立つのか、立たないのかを実践とともに探求中。

今じっくり学んでいることで数年後の自分がどう変化できるかな。

また楽しみが増えました!!