重力と私

なんだか難しそうなタイトルになってしまったのですが、ニュートンの発見は・・・なんてことを言いたいのではありません。私が教えていただきたいくらいなので(*゚▽゚)ノ

じゃあ何でこんなタイトルになったのか、それは「重さがある(=重力)」ことをきちんと自分の動きの中に取り入れることで変化を感じたから。

私たちには「重力」がかかっています。それに反発する力を使うことで、私たちは立ち続けることが出来ています。

これ、最小限の立つ力。

そして、私たちがする「動き」の全てにおいてこの「重力」を無視することは出来ません。

さあ、これを踏まえて楽器演奏に絡めていきましょう!!まずは実際の私の体験したレッスンから。

私は演奏中に起こる動き方をもっと下のほうでやりたい、という望みをもってレッスンを受けました。腕や肩から歌をもっていかないやり方を探していました。もっと体幹に近いところで表現をしたい!肩や腕に対する負担の軽減も狙いの1つではあるけれど、何より体幹を使えたほうがパワーもあるし、音の自由度は増えるだろう、と。

そのヒントになったのが、今日は構え方と重力でした!!(毎日、毎回同じ自分ではないので、その瞬間にぐっと自分に強く残ったワードです)

構え、のほうでは自分の中の認識が「指の上に楽器を乗せている」から「腕で持ち上げている」と変化していたのですが、(腕、の定義についても深いです!)その「持ち上げる」の過程に「楽器にも私にも重力がかかっている」を思ったら、過度に持ち上げなくなって、楽器と身体が一体になった感じを体験。

その上に、常に重力を感じながら演奏してみる、をやってみました。

楽器のレッスンでは「重心が上がらないように」と何度も何度も聞いたし、自分も言っていました。今は昔ほど重心があがってくる感覚は感じていませんでしたが、「重力を感じる」「立っているだけで最小限の力を使っている」のワードから「もしかしたら自分から上に持ち上げて逆らった動きの中で何かをやろうとしていたのかもしれない」という気づきがあり、「常に重力を感じながら演奏してみる」をやってみたところ・・・

いい感じ!!

気になっていた肩からや腕からの動きが力み、ではなく自然についてくる動きになったように感じました。

動いてはいけない、んじゃなくて、動きをどこからしたいのか。木の幹と枝のような自然な関係。

結果、肩や腕への負担(痛み!)をあまり感じなくもなったので良かったよかった(*´꒳`*)