伝わりかた

普段のコミュニケーションでもあれ?そういう意味じゃなかったのに・・・(・ω・)と自分の意図したとおりではなく伝わってしまった、ということ、ありませんか?

「伝えかた」と「伝わりかた」

同じ内容のことでも使った言葉によって受け取られ方が違う。極端な話、伝えたい内容は同じなのに、相手の気分を良くも悪くもさせてしまう。

これがレッスンになると「出来る、出来ない」はもちろん、「効果にも差が出る」という結果を多く感じているんです。

伝えたいことをどう伝えるかは、コミュニケーションの中で考えたり判断をする。もちろん相手によって変わりますよね。特にレッスンでは自分の言いたい言葉、ではなく、その人に伝わる言葉で伝えたい!

最近、伝える側と受け取る側で同じ経験をした私。テーマは両方息を吐くことについて。

伝える側では、息の出し方についてイメージで伝えた場合(A)と狙う位置を明確に伝えた場合(B)で出てくる音に明らかに違いがあったんです。伝える前よりはどっちも絶対にいいんです、でも伝え方で違いが出る。

伝える私は同じことを意図しているのに、効果に違いが出る。生徒さんαにとってはAのほうが効果的だったのに、生徒さんβにはBの説明が効果的だったことにも考えさせられました。

受け取る側(私がレッスンを受ける側)での体験は、息の吐き方について理解し、意識してやるプランと考える隙を与えられない、でもそれを絵としてイメージできるプランをやってみる。明らかに音の出方が違う。

奏法を見直す方法。私はどっちが合う、とかではなく、その時の私にどの方法が効果的なのか、ということを毎回自分で選択する。毎回同じではないはず。まずは自分が学ぶことから(๑>◡<๑)