トミー・トンプソンさんという元俳優で現在はAT界で世界的に有名な先生から続けてお話を伺える機会がありました。とっても素敵な時間で、私のいろんな考え方が変わっていく体験だったので書き留めておこうと思います。
その中で何度も繰り返し言っていたのが「経験」について。
「経験」は何かを教えてくれるためにある 教えるための構造がもともとある
「経験」は生きていくために自分が感じるもの
「経験」は何かを理解するためにある
「経験」とは過去のことである
私たちは「経験」から学んで生きている。幼児が母と手を繋ぎながら交通ルールを1つ1つ覚えるように。もう大丈夫と思った時に親は手をはなす。そうやって1つ1つ覚えていく。
トミーが話してくれた学びのステップ
① 経験をし
② そこから今までなかった気づきがあり
③ 気づきに対して洞察(物事の本質を見通す)し
④ 自分に対する理解を新たにする
経験をしても気づきがなければ経験した、というだけで終わってしまう。
気づきは経験と同じくらい大切な学びの段階。
気づきに対する洞察があった時に
自分のなかで新しい理解になり、新しい動きを生み出すことになる。
そんなお話を聞きながら自分が歩んできた道を振り返るととっても深いものが見えてくる。
経験することが何より大切だって思っていろんな仕事をやらせてもらっている時、そこで得た気づきが私を成長させてくれていたんだな。
経験だけで終わらない。
気づきまでで終わらせない。
洞察までやることが出来た時に
はじめて自分の手に入れることが出来た。
学びたい、と思っていたはずなのにそう出来なかったこともいっぱいあった。
少し前の私
自分の中の向上心としばらく闘っていた時期があり、洞察したいのに今までの自分の知識や考え方だけでは限界を感じていた。そんな時に私はアレクサンダーテクニークに惹かれました。
そんな経緯を思い出したトミーの話。気づきと共に学びのステップを今歩んでいます!