最近タンギングを自分なりに研究しています、ひろみです。
前回のblogに書いたキャシー先生からも何度かアドバイスをいただき、今まで受けたレッスンでの学びが更に新しく更新されている、まさに途中にいます。
練習の途中というと、悩みや苦しみや、方向性を失いかけどうしていいのかわからなくなる。でもとにかくいろいろやってみて、これかも?が見つかるまでやり続けて、見つけた感覚を自分の技術に取り込んで実践しながら様子を見ていく・・・
感じでしょうか?以前の私はこんなことも多かったように思います。
今は、人が動くための原理・原則という強い味方を手に入れ、自分が見つけた感覚を動きとして理解し直すことで再現する方法を知りました。
出来ないことやわからないことに対して雲の中にいるようには思わなくて、自分のやっている動きや姿勢から理由を考えることも出来るようになってきました。
そして今回のタンギングの課題の中で見つけた呼吸のバージョンアップが自分の中ではとても気にいっています。いろんなことが繋がって「楽器演奏のための呼吸」が自分的には更にスムーズになったので今回はこのことについて書いてみようと思います!
↑ わざとこう書きましたが、上の文章が正に以前の私の考えなんだと思います。
???ですよね。
「楽器演奏のための呼吸」
呼吸って生まれてからずっとしているもので、今この瞬間もしていて、そこにこーしよう、あーしようはあまりない。
意図的に大きく呼吸したい場面を思い出してください。
水の中に潜って息を止めているしかない状態。あーもうダメー苦しいよー、give up!!と決断し、水から出たその時の呼吸→意図的というより、身体が欲している状態
ラジオ体操などに出てくる深呼吸してー的な場面。→特に必要じゃないけど意図的にいっぱい吸わなきゃと思っている
同じ「吸う」なんだけど動き方は同じ??
私の感想なんですが、ラジオ体操の呼吸って楽器を吹く前の「息いっぱい吸わなきゃ」に似てる気がしたんです。
→いっぱい吸いたいから無理に広げたり引っ張ったりしている
でも呼吸の本来の動きって水の中からgive upして出てきた時の呼吸のほうがいっぱい吸えるし吐ける!
「楽器を演奏する時には普段の呼吸の動きをもっと大きくすればいい」
さあ、ここからは普段の動き「肺に空気が入るためには?」を丁寧に見ていく必要があります。
肋骨は動きます!
沢山空気を入れれば肋骨の上にある鎖骨も動きます!
動きの元は胸椎(肋骨がついている脊椎です)の関節!
そして肋骨の動き方はバケツの取っ手のように息を吸うと上がります!
空気を沢山入れたい!という想いが強すぎて肋骨を動かすことを積極的にやっているとしたら、それはとっても良いことだと思います。いっぱい動けたほうがいっぱい空気を肺に入れられる。肺の活動量を増やすことになる。
この段階がある程度出来たなーと思ったら是非肋骨の動き方までイメージして(マッピング)
「こんな動きできるんだなー」
くらいでやってみませんか?
私はこのぼんやり感のおかげで力みが取れました。
動かすと思うと、動くために頑張ってしまうから力んでしまうし固くなってしまう。呼吸に必要な筋肉じゃないところも使っているかもしれない。
動けるってことを知っているだけでいいんですねー(*゚▽゚*)