富士山登頂! 自分には無理だって思ったら考えてみたいこと

 IMG_8510今日は我が家の記念すべき日になったのでプライベートな話題です。

5歳の長男が富士山登頂に成功しました!!

幼稚園の行事で登ったので、親は登っていません。インストラクターさんと先生方、サポートのお父さんに支えていただいてクラス全員で頂上に行くことが出来ました。

もう、母は感動です(T-T)

感動に浸りながら、ここに至るまでのことを振り返りながら、私の思い込みについて考えてみました。

 

幼稚園生が富士山に登る、というのはとても大変なことです。それなりに練習をして挑みます。我が子の幼稚園では、下のクラスから遠足は登山、週に1度の課外授業ではスイミングやサッカーなどと同じようにハイキングや登山があり、普段から足腰を鍛えていきます。大雄山、丹沢、大山など少しずつ難度を上げ、その最終形が年長さんの夏の富士登山になります。

いよいよ年長さんになる頃から、プライベートでも登山の練習を始めます。園から強制されている訳ではないのですが、やはり富士山。体調不良や高山病、様々な理由により子どもの安全を最優先に下山することになる子も毎年数人出てしまいます。

出来る限りの努力をするけれど、あとは当日やってみないとわからない。天気だってとても大きな要素だけど、私たちにはどうすることも出来ない。

・・・書いていると本番に向かっていく自分の心境にとても近いことに気づきます。でもこの場合大きく違うのは、それが私に向けたものではなく、まだ小さな息子に向けられているということ。そんな大変なことをよく頑張った!!というか、経験がないからこんなものだろう、と思ってやっていたのかもしれない。オトナは経験が多いだけに決めつけて考えてしまうことも多いから。

 

私は登山の経験もそんなに無いし、興味も無かったんです。ただ長男が挑戦するなら、という感じで少しだけ登ってきました。私の中では今まで

『富士山は遠くから眺めるもの』

でした。私には無理、登ることもないだろうって決めていた。

でも実際に自分の足で行って、空気を吸って、一歩一歩登っていくうちに思ったんです。

「私がやることは他の山を登るのと変わらない」

当たり前なんですが、日本一の富士山っていう肩書きだけで特別なことが出来なきゃいけないことを決めつけてしまって、挑戦することもしようとしていなかった私。一歩一歩山を登る練習は長男と一緒にしていたのに。

(装備は特別に。安全第一です!)

普段の努力と一歩一歩の積み重ねが高い山を登ること。気がついたら上まで来れている。

そんな大きな体験を小さな体で受けとめてきた長男がとてもたくましく、誇らしい!!

子どもからも日々いろいろなことを教えられています(*´꒳`*)