AT(アレクサンダーテクニーク)レッスンレポート ①

こんにちは、ひろみです。

(写真はアレクサンダー教師のピーター・ノブズ先生と)

オンラインレッスンの告知をさせていただいたところ、早速お申込みをいただいております。本当に有難いです。始めたばかりで不慣れではありますが、少しづつ環境もバージョンアップさせていくつもりですので、気になった方はお気軽にお問い合わせください!

 

アレクサンダーテクニークの教師養成コースには、その資格取得要件の中に「実習生レッスン」というものがありました。「教育実習」のようなもので、アセスメントという試験に合格した仮免教師の段階で、実際に生徒さんに10回の個人レッスンを受けていただくというもの。そのレッスンについて、最後に生徒さんにレポートを提出していただくのですが、そのいただいたレポートを一部ご紹介させていただこうと思います。

 

レッスンを受けて、楽器を吹くということに対して意識的に吹くようになったと感じる。 今まで、楽器を吹いてて吹きづらいと思った時はリードによる事だと思っていたが、自分の習 慣から不都合が起きていたことを知ることが出来た。レッスンを受ける前はどう練習していい か分からず、ただ吹いて時間が過ぎている感覚だったが、今は姿勢や吹き方を考えてから音を 出して、その時不足していた体へのパーツや考えの意識を足してまた吹いて、それを繰り返し て、練習するということをできるようになったと感じる。

中略

1番印象的だったのは喉に意識を置き、ハミングするように吹いた時に出た音が新しい発見だ った。今まで吹きたいように吹くだけだったフレーズを別の所に意識を置いて吹くことによっ て、出てくる音も吹いている感覚も今までと違っていて不思議な感覚と同時にまた再現したい と思った。 レッスン期間の折り返しの時点で本番があったことにより、意識化の大切さを知ることが出来 た。自分の体感として新しい発見があったり、知っているのに出来ていなかったことを思い起 こすことが出来て吹くことが面白くなった。吹いていて、私はこういう音を出すことが出来る んだ、という発見もあってレッスンを受けてよかったと感じる。 これからも考えて吹きながら自分に合った体への意識を発見したり、振り返ったりしていきた いと思う。

 

 

ここまでが音大卒業生の方からいただいたレポートです。

アレクサンダーテクニークは、元々は楽器のためのメソッドという訳ではなく、自分の不必要な緊張やクセに気がつき、それをやめていくことを学ぶメソッドです。あなたの持っている楽器のスキルとの「合わせ技」で新しい発見や気づきが増えたらとても嬉しいです!!