こんにちは、ひろみです。
少し前になりますが、アマチュアオーケストラの皆さんの前で指揮をしながら指導をするという機会がありました。
この団体の皆様とは3度目の共演。毎回意欲的なプログラムでこのコロナ禍にも歩みを止めず頑張って活動を続けていて、そんな時期の本番を客席で聴きながらとても元気をいただいた印象深い皆様です。
次回の演奏会はブルックナーの3番(初稿)を演奏されます。皆さんの向上心を目線から感じ、私のつたない言葉に耳を傾けていただき、皆さんの反応の早さに私もワクワクし、指揮がわかりにくくてもイヤな顔もしない優しい方々で、時間と共に演奏がどんどん寄り添っていく過程を共有させていただくことができました。
「音を楽しむ・愉しむ💓」
個々の演奏はもちろんですが、そこに全体の流れやその中の自分の役割、イメージを共有できると同じ技術を持っていても全然違う演奏になっていく。そんな合奏ならではの面白さを少しでも伝えられていたら、これからの音楽づくりのきっかけになってくれていたら嬉しいなと思っています。
それぞれが自分磨きをしながらチャレンジをし、ステキな曲に出会い、仲間とハーモニーをつくる喜びを味わう。私の生徒さんたちもそれぞれに団体に所属をしていたり、毎年ソロの挑戦していたりとイキイキしながら自分磨きをされていますが、その姿を見ていて音楽が人生に与えてくれる豊かさを本当に感じます。
最近またコロナが増えてきています。でももう何年も同じようなことはしたくない。以前のような行動制限は思い出したくない。。。どこかにそんな不安を抱えながら活動しているのはアマチュアの皆さんもプロ奏者も同じです。学生さんだって子どもたちだって。
でもこの団体のようにコロナ禍でもずっと演奏会を止めず、市も芸術活動を応援し続けてくれて(練習場所を借りられる環境がある)頑張っているオーケストラだってあるんです。
心の豊かさを失わず音楽・演奏を続けていきたい。できる対策はしながらも、もしもの時には助け合えるような道(医療の安心も含めて)がもっとスタンダードな世の中になりますように。