11月はオーケストラ

こんにちは、ひろみです。

ブログの更新はうまくいっていませんがw 私は元気にしています^^

先月は所属している湘南エールアンサンブルの公演で平塚の新しいホールで。ソリストは皆さんご存知の仲道郁代さんでベートーヴェンのピアノコンチェルト「皇帝」。同じくベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」の2曲を演奏しました。

「皇帝」は何度か演奏させていただいている曲ですが、仲道さんの音楽には気づかされ、ハッとさせられ、ドキッとさせられ、うっとりさせていただける本当に素敵な時間をご一緒させていただきました。今回は仲道さんご自身のピアノを持ち込まれての演奏会。その気持ちの込もる演奏が私たち演奏者やお客様を掴んで離さない、そんな公演になりました。

「英雄」はオーボエ大活躍の曲。若い頃から何度か本番の機会をいただき、その度にもっとこうしたい!を積み重ねてきた曲。今回はゆっくり準備をしてきましたが、この本番の直前に個人的に思いがけない事が起こりました。

先月まで元気にレッスンに来ていただいていた生徒さんの突然の訃報です

信じられないという以外の感情が出てきませんでした。

レッスンではこの2年くらいオーケストラスタディを中心に合奏を想定したスキルを磨いていました。ベートーヴェンの交響曲は本当に勉強になるので、全部をじっくりやりました。所属されているオーケストラの公演もやっと復活してきて近頃は本当に熱心に練習されていましたし、また次に「新世界」の本番を控えていらっしゃった矢先の出来事でした。

今回の公演の「英雄」の2楽章は「葬送行進曲」

演奏しながらいろんなこと思い出さずにはいられず、そんな感情で演奏した2楽章は今までとは違うものを見ていたように思います。

12月も有難いことに演奏会が続いています。

いつも目の前の音楽に誠実に全力で向き合いながら、楽しんで演奏していこうと思います。

コロナ感染がまた増えてきていますね。健康に演奏できることは幸せなことだなぁと改めて。