成績アップと演奏の上達の秘密

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こんにちは、ひろみです。
今年も残り少なくなってきましたね。

最近携帯に大量のメルマガや広告メールがきていてバッテリーの減りが・・・と思っていたのですが、その中の学習塾の記事を読みながら演奏の上達も同じだなーと思ったので、ATの学びも交えながら紹介したいと思います。

私が見たその記事は、子どもに勉強をさせることにについてのものでした。勉強をすることにご褒美を与えることについて迷うお母さんは多いと思いますが(ママ友でも話題になります)ハーバード大学のフライヤー教授の行った実験により、ご褒美は確かに子供の勉強に対しての意欲を高めることがわかっているそうです。

(興味のある方へ補足です。同教授の実験により、こうした外的な動機付けによって、子供達の「勉強することが楽しい」という内的な動機付けが損なわれることは無いということもまたわかっているそうです)

演奏の上達を願う私たちに置き換えるなら

先生という立場からであればもちろん褒めるべきところやタイミングの話であり

自分自身の練習や本番に対してご褒美をあげるというのは「出来ることはやった!」「うまくいった!「力を出し切った!」「この部分はうまくやれていた!」という自己肯定感。自分を認めることになります。

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その「ご褒美の与え方」には2つの方法があり、それが成績アップに大きく関わるという話でした。実は私たちの上達の過程にも同じようなことが起こっています。

音楽という答えのない、果てしない理想を追い求める自分に

なかなか思い通りにいかない自分に

本番で上手くいかなかった自分に

どんなOKが出せるんでしょうか?

ダメだったところを反省し、時には落ち込み、更なる努力をする。自己に満足するなんてとんでもない、常に向上したい!という名の自分へのダメ出し。

私もこのタイプでずっと今までやってきました。真面目な人や向上心の強い人に多いタイプなんだそうです。

でも教えるようになってから、自分と同じタイプの人ばかりではないことに気づきました。むしろ私たちのようにタフなほうが珍しいんだということもわかりました。

でも私の周りには圧倒的に私と同じように、いやそれ以上にタフで才能溢れ、努力家の方が多くいる環境で人生を歩んできたので、そのことに気づきさえしませんでした。

どんな自分を肯定してあげるの??

肯定は自分のやってきたことが小さな成果に結びついていることの確認みたいなものです。だから甘えでもないし、目標が低い訳でもない。遠くの理想に向かって着実に一歩を進めているということ。

自分を認めながら上手くなっていくことについて、どんな時の自分を肯定することが上達アップに繋がるのか、次の記事でもう少し掘り下げてみたいと思います。