自分の限界って?

こんにちは、ひろみです。

今年は自分自身のためにも頑張ってアウトプットしていきたいなと小さな、小さな目標をここに書き残しておきます。ブログ更新の頻度は全く保証できませんが(笑)リアル活動は変わらずやっておりますので、ご連絡などはお気軽にどうぞ。

今回は新年1発目の本番が終わった生徒さんからのご報告が嬉しかったのでそのことを。

大きなソロがあるのでその部分のことは数回のレッスンで話題にしていたのですが、直前のレッスンでもまだ悩んでいる様子だった生徒さん。本人の中でわかってはいるけれど、イメージはあるけれど、今の自分にはまだ遠い目標なんです、というニュアンスと演奏。良くなってきているのにこのくらいできたらいいか・・・と決めてしまうのはもったいない!というのが私の印象でした。

そんな生徒さんをとにかく刺激したくなった私 w

「こうしたい!」という音楽を目からも耳からも取り入れてほしい(イメージを共有しながら何度も一緒に演奏)

そして、まだまだやれることを具体的に提示して(印象的に吹きたいところとそれを引き立たせるところ、長い音を伸びやかに吹くために役立つことは?ヴィヴラートをより効果的に使おう、など)

それをやり続けるための手順(その音楽を実現するために何をする?をひと通りわかっておくという作業)を確認!!

生徒さん、この日だけで別人になった?というくらいの進化を見せてくれて、やっと生徒さんらしい「歌」が聴こえてきました。そしてその後も更に練習を重ね本番に臨まれたようで、その本番終演後にご連絡いただいたのが今回の嬉しいご報告↓

一緒に演奏している仲間の皆さんに過去一よかったと言ってもらえたこと

これ以上できないというくらい今の自分の精一杯で演奏できたこと

音が届かないくらい遠くに離れていくという経験ができたこと

できたーという達成感を味わい、涙したこと

音楽ってオトナになっても上手くなってもより楽しめる深い深い世界。そんな世界の少し先をご一緒できる時間は本当に幸せです☺️

ここまで書いて思い出した私の学生時代の思い出を少し・・・

憧れのフランソワ・ルルーさんのマスタークラスを受けた時のこと。私の限界をとっくに超えた表現だったり音量だったりを「もっと」「もっと」と言われ続け、そのうちに自分がバラバラになったような感覚に・・・それまで守っていた自分の吹きかた?みたいなものが全部なくなってしまったような気持ちになり、その時に自分で自分の範囲(限界)を決めて演奏していたことに気づかされたのです。。。

でもそのフワフワした新しい世界の入り口は「できないよ、そんなこと」という壁ではなくて「ほら、こっち側に来てごらん?」という強烈な魅力的なお誘い。音楽に対する圧倒的な熱量の違いを感じ、とても刺激を受けた時間を思い出しました(幸せ!!!)

限界って・・・♾️