ミニミニコンサート 動きから見える自分の演奏に対する考え方

こんにちは、ひろみです。

(写真は腕の可能性の大実験中ー♪)

先日、学校勤務の後に久しぶりに目黒のスタジオでバジルさんのクラスを受けてきました。(アレクサンダーの学校は卒業しましたが、来年3月までは在籍しています)

オンラインとの併用クラスだったのでスタジオ側にバジルさん含め5人、オンライン側に4人。スタジオは自粛前以来だったし、この日はみんな音楽を愛する仲間だったこともあって、とにかく楽しいクラスでした^^

この日の私のお題は「とにかく演奏したい!!」と思ったので、勝手にソロを1曲演奏させていただきました。実際に人前で演奏し、そこでどんなことが起こるんだろう?というところからのスタートでした。

とっても気持ちよかった〜!!!(笑)

自分のやりたいことは表現できたかな。そんな演奏ではありましたが、時間が経つとやはり「ここがもっとこうなったら・・・」という反省点がやっぱり出てきます。私の場合は「pでスタッカート」をもっとコントロールしたい、ということについてレッスンをお願いしました。

表現と同時に pに必要なこと も スタッカートのやり方 も それらが別の仕事だということも私なりに理解してやっていたつもりでした。そこに「動き」の視点でバジルさんが提案をしてくれたのは

「夕立ち」ぽつ・ぽつ・ポツポツポツ ザザザー みたいな上から下に落ちてくる雨粒のイメージでということでした。

はじめは???と思いましたが、やってみるとそう言ったバジルさんの意図が伝わってきます。(一応私も教師なので動きの違いがわかりました)

私にこの時どんな変化が起こったか?いろいろあったのですが、大きな変化を感じたのは「口の中の空間が広くなったこと」タンギングがよりスムーズになったことでした。

他にもいろいろな動きが整理をされていきました。pをアクションでもやろうとしていたけれど、息コントロールの精度を高める方にエネルギーを使うこともできます。動きのバリエーションに腕の可動域をもっと取り入れることもできそうです。レッスンでは自分に馴染みのない動きでも役立ちそうなことを提案してもらえるので、何度受けても面白い。自分の小さな癖はやはり自分では気づきにくいし、他の可能性を試せる指摘はとてもありがたい!!

今回も私にとってはあまり使っていなかった新しい方法が見つかったので、これから演奏に取り入れられるのが楽しみです。

そして、演奏者がよく使うイメージ言葉を見事に起こってほしい動きに結びつけたバジルさんのスキルは素晴らしい!そして、以前よりずっと受け取れるものが多くなってくる自分の変化も実感できました。楽しかったー!!!

♪ アレクサンダーテクニークを続けていると練習に「飽きる」ことがありません ♪