立って演奏するのと座って演奏するの、どちらが好きですか?
私は立って演奏するほうが断然好きでした!
立って吹く時のほうが動きが自由な気がしたし
視界も開けて
息もスムーズに入るような気がしていました。
その頃は、毎日の自分の練習も立って吹くことが普通な感じでした。
でも実際の演奏の現場は圧倒的に座って吹くことが多かった
学生時代にはこの事実を知っていたはずなのに座って練習することを積極的には自分の練習に取り入れてはなかったんです。
もちろんいつも立っていた訳ではありませんが、座奏について考えたことはほとんど無かった。
座奏でも立奏のような吹きやすさを考えはじめた頃、実際の現場でお会いした方々の演奏している姿はとても刺激になり、私はいろんな人の真似を座奏に取り入れながら試していました。
周りの人から
「吹いてる姿がきれいだね」とか
「姿勢がいいね」
と言われたこともあったりしたのですが、その頃私が真似ていたのは形。
わたしは真似たかった人のやろうとしている意図を考えたんじゃなくて、結果出てきた形だけを自分に当てはめようとしていた。
だから自分的には上手くいかなかったんです。何かが違う。頑張ってる感があったんです。
実は、座っている時の足には体重を支えて地面に逃がす機能はほとんどない。
座っている時の足は坐骨(ざこつ)
そこに体重や重力をどう逃がしてあげられるのかがポイントになってきます。
(椅子に座って自分のお尻の下に手を入れてみてください。椅子に当たるゴリゴリ触れる硬い骨が両側にあるのがわかりますか?コレが坐骨です)
上手に逃がしたい理由は
「演奏にたくさんのパワーを使いたいから!」
座っていることを維持するために力をたくさん使ってしまうのは勿体無い!!
演奏中はもちろん、ただ座っているだけでも腰が痛いな〜と思っている方にも役立つ情報ですよ♪
今日のポイントは
「坐骨で座る」
実はまだまだ座るポイントになる考え方はありますよ〜詳しくはレッスンなどで個人的に対応してもらうと効果を感じるのが早いと思いますよ!