こんにちは、ひろみです。
1つ前の記事に書いた
① ppに対してどんなふうに身体が反応しているのか?
② 自分はどんなことをして音を出しているのか?
③ mfで吹いた時と何が同じで何が違うのか?
に何か自分なりの答えや気づきはありましたか?
これは本当に人それぞれなのですが、pに取り組んでいるけど上手くいかないという方に対してはまず③を考えてみることをお勧めします。比較するものがあると気づきやすいかな、というのがその理由です。
まず違うことは何か?結果(この場合は音量)が違うので絶対に違うことをやっている。でも楽器を吹くという行為は同じはずなので、同じこともやっている。何が違って何が同じなのか?
息の量は?アンブッシャのプレスの加減は?その時に身体のどの場所でそれをやっている?身体全体の呼吸のし易さや姿勢、身体の力みなど違いはある?取り組もうと思った時にやってくる思考は同じ?違う?
これらのことを整理してみたらどうなるでしょう?
音を出すために必要なこと
その音をpにするために必要なこと
吹くための姿勢に必要なこと
生きるために必要なこと
②のことにも繋がりますし、①のことがよりはっきり見えてくるかもしれません。
身体感覚への気づきは「練習」が必要なことだと思っています。
音程が違う(合ってない)ことはなんとなくわかるけどどうなってるかまではわからない→私は今このフレーズに出てくるGの音が少し高くなっている
と上達していくと気づく深さや速さが増していくように、身体感覚への気づきの深さや頻度は「練習」で養われて磨かれていきます。
ここはアレクサンダー教師の得意分野なのでお手伝いしてもらう、というのはとても有効。アレクサンダー教師は動きの専門家ですから。
その中からあなたのスキルで組み合わせて
必要なことをやる
必要なことがやりやすい思考環境を意識的につくる
実現が可能な範囲でやる
ことに取り組んでみたら??
私はコレにかなり救われました。アレクサンダー教師としての経験と深い理解のあるバジルさん、さすがです。新しい理解と共に学べたのは、知っていたはずなのにそうしていなかったことや、やっていたつもりだったのに身体は違う反応をしていたことへの気づき。
まだまだやれる道が広がります!!
(富士山本7合目より御来光を見る6歳の長男とお友達)