こんにちは、ひろみです。
「吹きやすい」と「吹きにくい」の違いについて、掘り下げてみたことはありますか?
誰だって「吹きやすい」方がいいに決まってる!だから練習します。どうやったらうまくいくのかを実験・検証したり、必要な技術がどんな状況でも使えるように神経回路を太くするために反覆したり。これはよくやってきている練習かもしれませんね。私も。
音楽的な流れやイメージ、楽譜を読み込むことも自分が吹きやすくなるためには必要なこと。
イメージとそれを実現出来るスキルがうまく統合されてはじめてその人の音楽になる。統合することも練習が必要。
ここまで準備しても実際に演奏する環境が変わると自分に変化はありますか??
この人の前だと吹きやすい、吹きにくい
周りにいる人によって吹きやすい、吹きにくい
場所によって吹きやすい、吹きにくい
聴こえる音の環境によって吹きやすい、吹きにくい
お客様が近くに座っていると吹きやすい、吹きにくい
音が出せない環境からいきなり吹くと吹きやすい、吹きにくい
1つ1つの自分の変化に対して深く掘り下げて考えておく、というのも立派な練習。練習だけではわからないこともあるけど、練習しておくといくらか安心も出来るし、対策も考えられる。その状況になった時にもっといい策も思い浮かぶかもしれない。
自分の変化に対することってけっこう行き当たりばったりになっていませんか??実はそこに自分のパターンが隠れているかもしれない。
私はそうでした。だからもっと早く知ってたらどんなに吹きやすかっただろうな、と思います。でもタフにやっていた。吹きにくいと思いながらも吹いていた。もしかしたら意図せずにそんなスキルを磨く練習をしていたのかもしれない(笑)
でも自分を吹きやすくすることって出来るんです!!吹きやすい時を知っている人ならきっと誰でも。
どんなことを思って演奏するのかは演奏者の自由です!!
「吹きやすい」が自分のパフォーマンスを引き上げてくるなら、そう動けることを思うのが一番効果的。
ここは難しいから、ここはpだから、あの人の前で間違えちゃったら恥ずかしい、と思うことは自然なことかもしれないけど、パフォーマンスの役には立たないんだとしたら・・・演奏中のそんな思考の習慣と向き合って練習してみるのも面白いですよ!