限界に挑戦!!pppに出会ったとき ①

こんにちは、ひろみです

ppやpppを楽譜の中で見つけたときどう演奏しましょうか?

その音のイメージだけで身体がついてきてピッタリくる演奏が出来たとしたら?それは素晴らしいことです!!かなりのスキルを持った方はもちろん、うまくいろんな回路が繋がりやすい条件だった時にそうなることはあると思うので、経験されたことのある方も多いのでは。「よくわからないけど出来ちゃった」とか「本番に何か降りてきた!」とか(笑)

その上手くいく条件を整理して整えられるように準備することがpに対する「練習」なのかな、そう思います。

pの準備と言われるとすぐに「リードが・・・」と思うのがオーボエ奏者。もちろん私もです!!リードによって、楽器の状態によってかなりコントロールの難易度が変わるのは事実。ここは繊細に検討すべきだし、最後まで妥協はしたくない。

ただ「今日はこのリードと楽器で演奏する!」と決めてからは楽器とリードを信頼するしかない。吹きながらずっと疑ってたりリードのせいにし続けながら吹いていたら演奏のクオリティーのほうにエネルギーがいかなくなってしまう。どうしても気に入らなければ取り替えればいい。それしかない状況ならそこは受け入れるしかない。やりたいのはリードを気にし続けることじゃないはずだから。

ここまでの準備が整ったら、さあ、pをどう吹きましょう?って話になります。

ppに対してどんなふうに身体が反応しているのか?自分はどんなことをして音を出しているのか?mfで吹いた時と何が同じで何が違うのか?

まずは自分を知るところからスタートしてみませんか?もしかしたらそれだけでいろんなことに気づくかもしれませんね!

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(バイエルン国立歌劇場の公演に参加。夢のような時間でした!)