バテた時に考えたこと

こんにちは、ひろみです。

面白い発見があったので書き残しておこうかと。

長い時間練習していたら、疲れるのは当たり前です。まあ、そんな時は無理をしないで休憩を取るのがいいと思うんですが、そうはいかないことだって多くありますよね。ほかの人たちと練習をしていたり、合奏中だったり、一人だけど少しでも多く練習したいという気持ちが強い時・・・。

時間が経つと、人によっては「バテる」という症状が出てくることがあります。思うようにコントロールできなくなる、力が入らない、または力が入りすぎてしまう。筋肉疲労が起こっても、私たちはなんとか演奏を続けようと全体でバランスを取りながら音が出るセットをなんとか作り続けたい!

この「全体でバランスを取りながら」っていうのは私たちの優れた機能です。どこかが弱くなったら違うところで補う。慣れている動作なら無意識でやれてしまうことも多いです。でもこれが時に私たちの邪魔をすることがあります。

ほら、右足を怪我してしまった時、その右足をかばって歩いてしまったために、なんでもなかった左足が痛くなってしまった・・・なんて経験、ありませんか???

バテる時に起こってくるパターンの1つ

なんだかの原因で息を吐く力が弱くなる→出口を狭くして音程を保とうとする→口をいつも以上に締める→そのことに気づかずにいつものように吹き続ける→いつも以上に口周りに負担がかかる→疲労が早い!

みたいな。

私はこれまで「バテる」って症状は長時間練習、または負荷のかけすぎからくる筋肉疲労からきているんだと思っていました。もちろんその場合もあると思いますが、カラダ全体で演奏に取り組めているときには「ある箇所だけの極端な疲労感」にはならないのではないか、と。

「バテる」とか「不調」って、その人の「こうやって音を出している」というところから気づかずに外れている可能性があります。だから普段の自分が「こうやって音を出している」ということに意識的であるほど、そこから外れた時にも気づきやすいんです。

最近、バテたなーと思った直後に自分の吹き方が意図せず変わっていることに気づいて、そこを修正してもう一度吹いてみたら全くバテを感じなくなった、という経験があったので記事にしてみました。

参考になれば嬉しいです♪

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