姿勢のはなし

こんにちは、ひろみです。

新しい年のはじめから(もうはじめではない!)ブログ放置の私に声をかけてくれる生徒さんたち

「先生、ブログ楽しみにしてます!」

「過去ブログ読んで共感しました!」

本当に有難いです。どうしても日々のことや対面でのこと、演奏のことやリードのことに心を砕く毎日ですが、こうして声をかけてもらえるととても励みになります!!書いて伝えることでの更なる繋がりを実感、同時に反省。。。ガンバリマス

本日は久しぶりに姿勢のはなしを。

レッスンをしていると生徒さんから姿勢について聞かれること、多いです。私自身もかなり長い間、姿勢迷子でアレコレやってきた過去があります。そんな私が演奏とアレクサンダーを掛け合わせた視点で思うことをざっくり書いてみます。

① 正しい姿勢なんてない

→演奏は「動きの連続」なので、正しい姿勢はこの形と頭に浮かんでいる時点で形を決めようとしている考え方になっちゃってます。

② そもそも正しいって?

自分が思ってる正しいとは何なんだろう?

気になっていることがあったり演奏にやりにくさを感じている時の質問は具体的な解決策に結びつきやすいですが、この質問が出る時って「なんとなくこの形でいいのかなぁ?」と探っている時が多いように思うのです。そして先生側から形(型)で提案され、理由を考えずに外側を見てとりあえず真似をする、コレ昔スタイルで私自身も長い時間そうやってきたザ、伝統芸能!の世界。でも今はもっとそこに知識や理解を加えるべきたと思いますし、学習や料理、スポーツなど世界の流れも完全にこちら派。だから、受け取る側(生徒さん)は何故こうなるのか?を知ってほしいですし、疑問に思ってほしい。そして先生側はそれを生徒さんにわかる形にして伝える責任があるんじゃないかと思うのです。せっかく良いことを持っていても伝えかたを間違えると何も伝わらないのでその手段としての共通語は本当に重要だと考えます。

「感覚的な言葉には注意⚠️」

③ 正しい、ではなく「必要なこと」「やりたいこと」を自分の機能を含めて考える

例えば座って演奏する時に必要なことを考えてみると?

・座る。あたりまえですが大事な前提。どうしてかと言うと、座りかたにも個性があるから。筋力やクセの違い、機能的に座るとは?管楽器だから呼吸しやすい座りかたは大事だよね、長い時間疲れにくい座りかたは?座る、もいろいろできたりするのです。演奏は座るに動きが加わることだから・・・座ることに無理をしていないというのは大事なことなのです。

・楽器を構える。重さをどう受けるか。腕で支える、という考えかたは時に腕を痛めることに繋がるので注意が必要です。重い段ボール箱を持ち上げる時、どんなふうにしますか?たぶん腕だけで上げようとはしないはずで抱えこむような体勢になりますよね。カラダの軸で重さを受けるのとカラダの一部分で同じ重さを受けるのではだいぶ感じかた、疲れかたが違います。重さだけでなくどう持つか(どう腕を使うか)はもちろん指回りにも大きく関係してきます。

・呼吸。無意識でもできる呼吸をより演奏にフォーカスして意識的に使えることはマスト。まずは呼吸のしくみ(普段無意識にやっていること)を理解し、意識的により拡大したり繊細に使えるようにできたらいいですね。管楽器のコントロールのほとんどはこの部分。基本であり要の部分。そして大切なことは「自分自身はいつも違う」ということ。体調の変化、年齢の変化、筋力の変化、気持ちの変化。1日として全く同じ状態はないというあたりまえの事実を忘れて「できた時はこうだった」「昔こうやって教えてもらった」と盲目的に1つのやり方でやろうとしてしまう。いつだって柔軟に今の自分にとって何が必要なのか?何が足りないのか?という視点で考えたいのです。

・アンブシュア。これこそ「形」で正解を探している人多数な印象。オーボエをはじめた時のままアップデートされていない。やりたいことは確実に増えているはずなのに、アンブシュアは動かない。どうしたらいいの??→「無理してる」「噛んでしまう」「疲れる」「バテる」。もっと自由に吹きたいのに!

そもそも唇を巻くのは何のため?リードとアンブシュアの関係は?唇でやっていることは?アンブシュアが結果(固定)になってしまうと気まぐれリードや繊細なコントロールには対応しにくくなってしまいます。アンブシュアには機能としての動きがあることを知ってほしいです。動き、と書くとグラグラする見た目の動きを想像してしまう人もいるかもしれませんが、ここで伝えたいのは見た目にはほとんどわからないような繊細な動き。奏者が意図をもったコントロールのことを指しています。アンブシュアにかかる力についても気になる人は多いのかと思います!これだって実はその時の「必要量」を知ることで「とりあえず頑張る」というやりかたからすぐに変わることができるんです。

音が出る前だけを考えても(今思いついただけで)こんなに。気になっていたこと、この記事で引っかかったこと、ありますか?もし今までとは違う視点ができたとしたら、、、それはあなたがダメだった訳でも考えが足りなかった訳でも何かが不足していた訳でもなくて

「更なる伸びしろ(可能性)が広がってる」

という希望でしかありません!!

少なくとも学生時代の私は毎日伸びしろだらけだなーと思いながら練習していました笑

新年度に向けて、新しい取り組みに挑戦してみませんか?