「響かせる」は練習できる。どうやって?

 

こんにちは、ひろみです。

レッスンを多くやっていて、うまく伝えられなかったことの1つが「響かせる」について。私自身も何度となく聞いてきた言葉です。

響いた音と一緒にこの言葉を聞くと、その時吹いていた先生だったり、演奏家の吹いている姿、音、響き方が同時に自分へインプットされ、それが時には忘れられない経験になり、その後自分を引っ張っていってくれました。

そんな体験と共に使われる「響かせる」には言葉にならないけれど強力な説得力があります。

ただ、1人練習室に戻った時、それをどのくらい再現できるのか?と言われると、感動したその時程にはならないことが多く、また、時間と共に少し違った形になってしまうような気さえしてしまいます。

そんな感動のシャワーを浴び続けられる環境だったらいいのですが(そんな環境に身を置けることは幸せなことなので、叶うのであればその経験ができる場所にいることをオススメします!)自分の置かれた環境で「響かせる」をもっとやれたらいいな、とも思うわけです。

 

【何故響かせる必要があるの?】

やろうとしていることの意味を知らずにやることは、効果を感じられないことにも繋がってしまうと思うので、ここは知っておきたいところ。

クラシック音楽では、一般的に、響きの多い音が良い音と定義づけられています。(ジャンルが変われば定義も変わります、きっと)なので、振動させる、倍音を鳴らすというのも本来起こるべき響きを起こさせる=響きの邪魔をしない という意味で「響かせる」という表現になるのだと思います。

 

【どこを響かせるの?】

これは、私にとっても最大の関心事でした。

「響かせてー」というアドバイス、注意は数えられないくらい聞いたことがあるけど、それを「どうやって?」というのはあまり聞いたことがない。あったとしても、「カラダを使って響かせて」「楽器を響かせて」などざっくりした表現が多い。これは私が過ごしてきた管楽器の世界のほんの一部の話ですが、共感いただける方も多いのではないでしょうか?響かせる(響く)場所を知っていたとしたら、そのやり方も一緒に育っていくものです。じゃあどこを使うんでしょうか?

 

【歌うように吹く に隠れたステキなこと】

吹奏楽でも、オーケストラでも、アンサンブルでも、ソロでも「もっと歌って!」と言われたことはありませんか?その時にあなたが気をつけることはどんなことですか?

私も徹底的に「歌う」を学んだと思える時期がありました。それは、大学院在学中に所属した「バッハカンタータクラブ」でした。

カンタータの演奏には合唱や独唱など「歌」がついているものが多い。いや、カンタータだから「歌」に私たち器楽がついているものと考えるほうが正確かもしれない。

譜面上はそんなに難しくない動きでも、歌と器楽ではそのニュアンスはかなり違うものになりました。楽器が、発音が違うから当たり前と言えばそうなのですが、同じ音楽を表現したいんだとすると、それは言い訳にしかならない。

例えばコラールなどを演奏する時には、器楽の楽譜にも歌詞を書き込み、言葉の切れ目や言葉の意味なども考えながら楽器を演奏するということを学び、練習すると、だんだん「歌う」が声楽寄りに考えられるようになっていったんです。そのあたりからそれまでと吹き方がガラッと変わったという自覚がありました。それまでの私には無かったものが入ってきたような感覚、和声感。歌うってこういうことなんだ、歌うって勝手につくるものではなくて見えてくるものなんだ、と。

単純な四分音符の並びに苦労し、涙し、苦しんだあの時間は無駄ではなかった(笑)

 

【その「歌っている状態」ってどんな状態?】

「歌う」が「歌を演奏する」になってはいけない。歌うんです、本気で。

ん???ですよね。

高い音の響きのつくりかた、低い音の響きのつくりかた、それは声を出す時に響かせる使い方と基本は同じだと思います。楽器にはそれぞれ違う吹き口があるし、音の高さもそれぞれですが、カラダの使い方、響かせ方という点では共通することも多いんじゃないかと思います。

響きの統一感も声の出し方から練習出来ることが多いですし、鼻の使い方、口の中の様子など学んだことは多く、生徒さんのレッスンでこのことを指摘してトレーニングしてみると、あっという間に響きが揃い、豊かになり驚きました。

低い音は低い場所が、高い時には高い場所が振動しやすい状態をつくること。これは楽器の音域とも関係するかもなので場所の特定は出来ませんが、私の場合は低い音は胸骨や鎖骨あたりが、高い音は蝶形骨の上のほうを狙いたい。音量をもっと増やしたい、と来てくれた生徒さんのレッスンでは、そのためのサポートをすることで明らかに音量が増えた、ということもありました。

そのサポートで役立つのが筋肉緊張を減らすお手伝い。それができるカラダの構造、そうするためのカラダの使い方などの提案です。

 

面白がって響かせるについて考えていたら、同時に「低音のピアノにスッと入る」ことにも役立つことがわかりました。だから私は完璧!!という話ではなく、自分にとって役立つやり方を見つけていけるのがアレクサンダーのいいところ。

言葉ではうまく伝わらないと思うので、詳しく知りたい方は是非体験にいらしてください!!

 

【コンサートのご案内】

来月、恵比寿にてオーボエ、ファゴット、ピアノでのコンサートに出演します♪

会場は恵比寿駅からすぐのアート・カフェ・フレンズというところで、飲食を楽しみながらリラックスした雰囲気で演奏を聴いていただける空間になっています。
(飲食代別途になりますが、開演前に会場でお食事が可能です)

そんなステキな場所なので、金曜日の夜公演は週末の開放感と共にリラックスした時間を、2回目の公演になる13日(日)はなんと未就学児の入場もOK。子どもコンサートではありませんが、コンサートホールよりもリラックスして聴いてもらえる空間で、是非生の音を楽しんでもらえたらと思っています。ご友人、ご家族お誘い合わせてのご来場、お待ちしています!

10月11日(金)
18時オープン(お食事をされる方) 19時30分開演

10月13日(日)
12時オープン(お食事をされる方) 13時30分開演

アート・カフェ・フレンズ
(恵比寿駅西口より徒歩2分)

曲目

モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク

ブルッフ 8つの小品より

プーランク オーボエ・ファゴット・ピアノのためのトリオ

チケット

一般 3500円(前売り) 4000円(当日)
高・大学生 2000円
小・中学生 1500円
未就学児 無料

+皆様に1ドリンク(500円)のオーダーをお願いしています

チケットのご予約、お問い合わせは

私へ直接DM、または下記のメールにてご連絡ください😊
皆さまからのお問い合わせ、お待ちしています(≧∇≦)

hiromitayapob@gmail.com

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