ビブラートはアクティブな動き ~年越しブログ~

こんばんは、ひろみです。

今年も残すところ僅かな時間になってきました(今は23時。このブログは年内に完成できるのでしょうか??)

今年を振り返ると、演奏面でもレッスンでもアレクサンダーテクニークの効果を感じ、感じてもらえる機会が多く持てた1年になったんじゃないかと思っています。

来年はとうとうアレクサンダー教師に手が届きそう。これからも演奏とは違う一面の私もどうぞよろしくお願い致します(^-^)

 

今年最後の話題は「ビブラート」について。

最近レッスンで「ビブラートをかけられるようになりたい」という相談を何人かから続けて受けました。

私自身も、アレクサンダーを始めたころからビブラートについては続けて探求してきました。以前は上手くいく日やノリが悪い日もあり、何が原因でそうなってるのかが自分でもわかっていなかったから探求のし甲斐がありましたし、クラスで話題にすると思わぬ発見もあったりしました。やっぱり自分のやっていることが自分でわかっていると、出来ない時にどうなっているのかということにも気づけるんですよね。

 

現時点での(2019年大晦日)私の原則は

「振動を起こすこと」と「その振動を伝えられる状態でいること」

 

これを実現するために、動きを観察し、可能な限りの提案を試みていきます。

 

何十年出来なかったのにレッスンの間の数分で出来るようになってしまった生徒さんもいましたし、数回通ってもらいながら少しづつ振動できるように動ける場所を増やしていっている生徒さんもいますが、それぞれの生徒さんが「自分の状態」に気づき「何をしたらいいのか」というチャレンジができるようなサポート役になれるのがアレクサンダー教師。振動を起こす、ということの実践が自分でもいろいろ試せるのが演奏者。どっちの自分もフル稼働しながら、自分とは違うやり方の生徒さんにも曲の中でビブラートを使える喜びを、普段は使えるビブラートが特定の場面でうまくいかない、調子がいまいちなどのコントロールを自分で組み立てられるようなレッスンを目指しています。

令和2年もどうぞよろしくお願い致します!

 

 

(ジルベスターコンサート、今年の指揮者は山田和樹くんですね。学生時代からよく一緒に演奏させてもらいました!そしてこのブログは年越しをしてしまいました。令和2年おめでとうございます!!)