こんにちは、ひろみです。
アレクサンダーを教えるという選択肢②の記事に、アレクサンダーを教えるって何だろう?と考えた時のことを綴っています。
同じ質問を恐れ多くもキャシー先生にしたくなった私。舞台演劇人であり、舞台監督であり、世界屈指のアレクサンダーテクニーク教師であるキャシー先生の答えから、自分の中にあったけどわからなかったことが見えてきました。
私の質問は
キャシーはなぜ他にいろいろ役に立つツールがある中でアレクサンダーを選んで教えているのか?
というもの。そこにはキャシーの明確な答えがありました。
「他にもいろいろやってきたけど、舞台では役に立たなかったの。アレクサンダーは舞台に持っていけるツールだから」
「自分通りのやり方でやるためにウォームアップをすると、ある程度のところまでは本当に役に立つんだけど、1.5〜2時間も(満足いくまで)やったら、舞台に上がる前に自分のコーディネーションを疲れさせてしまう。アレクサンダーのプロセスは、それを使うために自分のやっていることを一旦止める必要もないし、他に持っているツールももっとうまく使うことができるのよ」
「夢を追いかけるために使うことができるワークで、そこに使うことにとても価値がある」
私自身、アレクサンダーテクニークに惹かれ、演奏することにも教えることにも取り入れ、その効果も感じているし面白さや可能性も感じているんだけど、このやり取りをしてはっきりしたことがありました。
私にとってアレクサンダーを教えることって?
自分が演奏の場でとても助けられたから、演奏のまさにその瞬間、こうやりたい!と思った自分を強力にサポートしてくれるツールだって知っているから、同じように音楽したい人にこのツールを伝えたい!
つまりは音楽が好きで、その仲間を増やしたいってことなんですね(//∇//)