こんにちは、ひろみです。
いきなりですが、骨盤底筋群って聞いたことありますか??
私は妊娠、出産を経験したこともあり、楽器とは離れたところでも気になっていました。女性雑誌やTVでもよく取り上げられているので、聞いたことくらいはあるかも?という方もいるのでは。
そんな話?って思う方もいるかもしれませんが、この骨盤底筋群が演奏にけっこう使えそうって話をお伝えしようと思います。
骨盤底筋群っていうのはすごく簡単に言うと、骨盤内臓器の支持と、排泄を司る筋肉群。群、なのでいくつもの筋肉が集まっています。わかりやすいものは、お尻をキュっと締めたり、オシッコを我慢したりする筋肉。毎日緩めたり締めたり・・・みんながお世話になっている筋肉たちのことです。
この骨盤底筋群、筋肉なので衰えてくるそうです。いい状態で機能している時にはハンモックのような弾力性があるみたい。普段は特に恩恵を感じないのでわかりにくいですが、過剰な負荷がかかったりして締める力が低下すると、尿漏れ、頻尿、骨盤臓器脱などのトラブルを起こしてしまうのだとか。締めすぎているのも良くないし、筋肉なので鍛えることができる場所なんです。
→https://www.bodybook.jp/sp/entry/201709/amp-doctor24vol1.html
「腹圧をかける動作も骨盤底筋群を緩ませる」と言われていることを考えると、私たち管楽器奏者ってけっこう長い時間、期間、腹圧をかけ続けています。なので、人にもよりますが骨盤底筋群が緩んでいる可能性は考えられます。出産を2度している私は以前より緩んでいる、傷んでいると考えるほうが自然。普段の生活の中にも骨盤底筋群トレーニングは必要かもしれません。
そこで大きなヒントをくれたのが、アレクサンダー仲間で教師資格も取得された、六本木のベテランピラティストレーナーTaekoさん。まずは骨盤底筋群を筋感覚として感じる方法を、それから骨盤底筋群を鍛えるトレーニングを教えてもらいました。さすが!とてもわかりやすい!!
その筋感覚をそのまま楽器演奏の「吐く」に使ってみました。少しアレンジして瞬時に使ったり、長い時間をかけて使ったり。
えー!!??
私が演奏するときにパワーとして使っていることの1つが自分の中でよりクリアになったのと同時に、いつもだったらこれくらいの疲労感がある、というのがやってこない不思議な感じを体験しました。
こう吹きたい!!と素晴らしいイメージを頑張って実現するための頑張りかたを探していく、そんな時間も演奏を大きく支えてくれています