こんにちは、ひろみです。
今回のテーマは「肩」
演奏する時に肩が上がってしまう
肩に力が入ってしまう
肩が凝る
など肩に関して悩みや疑問を持っている方に向けて書いてみます。
私は過去に受けてきたレッスンの中で何度も「肩の動き」について指摘を受けたことがあります。私が自覚していたことは、自分は演奏中に肩が上がり気味で、肩からよく動くということ。そう指摘されましたし、自分でもそう思っていました。それを直したいとも思っていました。
でも動かないように、という単純なものではないことも同時に感じていました。だって動きたいから。でも他の動き方を知らなかった。私の肩は表現したいものに連動して動いていたんです。
身体への気づきと理解を経てわかったことは、私の肩は他の部分の動きまでやっていた、ということと、腕の繋がりのミスマッピング。
呼吸の動きや表現まで、肩の役目でないことまで肩の動きに取り込んでいた私。だから肩に力が入っていた。だから疲れてしまう。息を吸う、息を吐く、支えるという動作を整理した時、肩の動きの必要のない部分が見えてきたんです。
もう一つのミスマッピングとは、ボディマッピングについての話になります。詳しくは次の記事にて。簡単に言うと自分の動きや機能を正しく知っていなかった、ということ。だから肩を含む腕の構造について理解を深めていくと動きの種類や力の使い方を自分で決められるようになってきます。
手には腕がくっついていて、胴体へと繋がっている。腕の付け根が肩で、肩から腕を動かしている
もしそう思っていたら、それは本当の構造とは違うので要注意!構造と自分の理解が違っていると、本来のスムーズな動きが出来ていない可能性があります。
演奏する時に肩が上がってしまうという問題に大きく関わっていたのはおそらくこのこと。腕の繋がり方の理解。腕と肩を連結する関節はないんです!
じゃあ腕はどこに繋がってる??
わきの下の奥の方にある肩甲骨に繋がっています。肩甲骨が鎖骨へ繋がって、鎖骨は胸骨へと繋がっています。
やったのは事実の確認。もう意識もしていなかった理解を更新することが、こんなに演奏をやり易くしてくれたり、力が抜けたり、疲れにくかったりするんだなーと実感しています。
このボディマッピングについてもう少し次の記事に書いてみます。