頑張ってるのにうまくいかない時に考えてみたいこと

こんにちは、ひろみです。

4月も後半になりましたが、いかがお過ごしですか?

4月は新しい環境に慣れなくて、少し疲れぎみの方も多いのではないでしょうか。

実は私もその中の1人💦

長男が小学校へ入学して大きな影響を受けているのが時間帯の変化。朝が早くなり、帰りも早い!

次男は、今までずっと一緒だったお兄ちゃんが幼稚園からいなくなったのが心細いようで、毎朝ぐずって。。。頑張れー!!

学校の仕事も担当授業が増えたので、練習に加えて授業の準備。

慣れていないので疲れを感じますが、同時に新しいことってワクワクしてつい頑張りすぎてしまいます。

 

今日書いてみたいのは

「頑張ってるのにうまくいかない」について。

合奏で「そこのオーボエ、もっと聞こえるように頑張って!」

と言われて頑張って吹いたのに、あんまり変わらない、もしくは余計聞こえなくなる、なんて経験ありませんか?

ちょうどオーケストラの授業中に同じようなことが起こりました。

 

頑張ってるってどんなことだろう?

頑張ってる時の身体ってどんなふうになってる??

身体全体が少し力んだ状態のほうがパワーが出る??

 

頑張る→身体の反応は本当に時間にしたら一瞬の出来事。だから、何をしたらいいのか具体的にはわからないけど、何かしなきゃ!って気持ちだけが強くなってしまうと、身体は動けなくなってとりあえず身体全体で力んでしまいます。

だから、頑張りたい時には何を実現したくて、そのためには何が必要なのかをわかっておくことが効果的!!

例えば

「そこのオーボエ、もっと聞こえるように頑張って!」

と言われたとき、自分がそのことを実現しやすい言葉に言い換えてみたらどうでしょう??

もっと聞こえるように、は、音量を大きくしてくださいという要求で(ここではこの解釈で。時と場合によっていろんな解釈ができると思います!)それは私たち奏者にとっては

「息をたくさん使って演奏すること」だったりします。

 

「そこのオーボエ、もっと聞こえるように頑張って!」

を言われた時、ただ頑張る!ではなく、イメージ、ではなく、実際にやれる手段を持っていることこそ技術。

息をたくさん使うことに直結する吸い方や吐き方だったり、姿勢のことだったり、筋肉の出口操作の方法(アンブッシャ)だったり。

自分の知っている手段を発動しやすい自分への言葉って人によってそれぞれ。だから、誰かに指摘された時にすーっと入ってくることもあれば、言ってることはわかるんだけど。。。みたいに腑に落ちないことも多い。

そんな時は、自分の理解に近い言葉に変換する作業をひと手間加えると、それまでよりずっと自然に、自分らしく動けるようになってくるはず。

ちなみにこの時私は4番オーボエの席から「もっと息をたくさんいれてごらん!」と言っただけで、力みが取れ、音量アップ!

ただ、みんなの知っている動きを思い出してもらっただけなんです。

自分で自分の動きを引き出すことが出来たら、今の技術でもぐっと出来ることが増えてくるはず!!

よかったら試してみてくださいね♪